戸籍収集サービス(相続用)
相続手続における戸籍収集について
大切な方を亡くされたご家族の方には、気持ちの整理をつける間もなく、相続手続を進めなければならない状況に立たされてしまいます。
このとき、一番最初にすべきは相続人の特定で、そのためには故人の出生から逝去までの連続した戸籍謄本を収集することが必要です。
故人が一生のうちに結婚や転居などで本籍地を変更していたり、また法律の改正によっても新しい戸籍が作り直されることもあり、一人の方の戸籍謄本が昭和初期の生まれの方で5件から10件に及ぶことが一般的です。
ご多忙な上に気落ちしている遺族の方には、この戸籍の収集は面倒で手間のかかる作業です。ぜひ専門家である当事務所の行政書士にお任せください。
日本全国の役所より戸籍謄本を取り寄せ、まとめてご依頼者様のもとに郵送いたします。
また、ご希望の方には『法定相続情報一覧図』を作成し、法務局からの認証取得、写しの交付申請も併せて対応いたします。
『法定相続情報一覧図の写し』は、銀行口座の手続、不動産登記、相続税申告などの場面で、戸籍の束を提出する代わりに利用できるため、作成をお勧めしております。
なお、以下のブログ記事が参考になると思います。
- 『戸籍の種類について教えて』… 戸籍が新しく作られるタイミングや、戸籍の辿り方などについて解説しています。
- 『相続手続の全体像』… 戸籍収集のほかにもさまざまな手続が必要となりますが、この記事に手続の一覧を紹介しています。
戸籍収集サービスの流れ
- お申込み (ご依頼者さま)
- 当ページのお申込みフォームに必要事項を記入してください。
戸籍が存在する場所 (役所ごと) の数を推定してお知らせください。
また『法定相続情報一覧図』の作成を依頼されるかを選択ください。
- 手続きのご案内 (当事務所)
- お申し込み内容の確認と今後の手続きのご案内を自動メールでお届けいたします。
(もし10分待ってもメールが届かない場合は、迷惑メールに分類されていないか、また、お申込みフォームの記入ミスがなかったかをご確認願います。)
追って担当行政書士より、委任状の記入用紙とお見積書をメール送付いたします。
- 書類一式の郵送 (ご依頼者さま)
- 以下の書類を当事務所宛に郵送してください。
①相続発生が証明できる書類 (除籍謄本、死亡届のいずれかコピー)
②ご依頼者様の本人確認書類
③役所向け委任状 (戸籍の存在する役所の数+αを作成)
④法務局向け委任状 (相続情報一覧図の作成を希望される方のみ)
- 戸籍書類の収集 (当事務所)
- 被相続人の最新の戸籍情報から順に古い戸籍を辿り、全国より戸籍謄本を取得します。
相続人が特定できた後に、全相続人の戸籍抄本と戸籍附票(住所確認)を取得します。
ご希望により、相続情報一覧図を作成し法務局宛に認証と交付を受けます。
※状況に進展があった都度、メールまたはLINEにてご連絡いたします。
- 戸籍書類の納品 (当事務所)
- 取得した戸籍一式と、法定相続情報一覧図の写しを、ご依頼者様が指定した住所宛に郵送いたします。
併せて、お預かりしたその他の書類も返却いたします。
郵送方法として特にご要望なければ、レターパックライト (追跡可能、ポスト投函) にてお届けいたします。
- 書類のお受取りと料金のお支払い (ご依頼者さま)
- 書類一式を受領したら、利用料金を7日以内に送金してください。銀行振込のほかPayPayもご利用いただけます。
利用料金について
当事務所の戸籍取得サービスをご利用いただく場合のご利用料金は以下のとおりとさせていただきます。
費目 | 税込金額 |
---|---|
基本料金 (役所が1箇所で完結する場合) | 11,000円 |
追加料金 (戸籍が存在する役所の数ごとに) | 5,500円 |
オプション料金 (法定相続情報一覧図の作成) | 11,000円 |
なお、役所へ支払う発行料金(1件につき通常750円)と、料金を郵送する際の定額小為替発行手数料(1件につき200円)を実費として申し受けます。ただし、役所とのやりとりで発生する郵便料金はサービスとさせていただきます。
料金は銀行振込またはPayPayでお支払いください。
料金の具体例
具体的にいくら掛かるかを例を挙げてお示しします。
典型例
状況
- 故人は本籍地の履歴が2箇所にあり、合計6件の戸籍が存在した。
- 相続人は配偶者と子供2名。子供2名はそれぞれ別の戸籍がある。
- 法定相続情報一覧図の作成を希望 (子供2名の戸籍抄本と附票の交付が必要)。
料金試算 (法定相続情報一覧図の作成なし)
- 行政書士報酬 … 基本料金が11,000円、追加料金が2箇所目の役所に対して5,500円
- 実費 … 故人の戸籍取得に(750+200)×6=5,700円
- 合計 … 11,000+5,500+5,700=22,200円
料金試算 (法定相続情報一覧図の作成あり)
- 行政書士報酬 … 基本料金が11,000円、追加料金が2箇所目の役所に対して5,500円、法定相続情報一覧図の作成が11,000円
- 実費 … 故人の戸籍取得に(750+200)×6=5,700円、子供の戸籍取得に(750+200)×2=1,900円
- 合計 … 11,000+5,500+11,000+5,700+1,900=35,100円
必要日数について
郵便事情にもよるためお約束はできませんが、戸籍収集に2週間、法定相続情報一覧図の交付と合わせて1ヶ月が目安となります。
手続きの進み具合を適宜メールかLINEにて連絡させていただきますので、不安になることはないと思います。